2019年9月20日から11月2日に、日本で開催予定の第9回ラグビーワールドカップ。
その中で最近バラエティでも引っ張りだこの
ラグビー日本代表・田中史朗(たなかふみあき)選手。
田中史朗選手はいつも笑顔で愛嬌のあるかわいらしい方ですが、ラグビー選手の中では身長が低く小柄なのが分かります。
今回は、田中史朗選手の身長・体重、小柄な体格なのになぜラグビー日本代表に選ばれたのか?のか理由を調べてみました。
田中史朗選手のプロフィール
- 名前:田中 史朗(たなか ふみあき)
- 生年月日:1985年1月3日
- 血液型:O型
- 出身地:京都府
- ポジション:スクラムハーフ(SH)
- 趣味:UFOキャッチャー(かわいいw)
- ニックネーム:ジャック、フーミン、フミ
- 現在の所属チーム:キヤノンイーグルス(2019年~)
きっと知らない人は名前を”しろう”と読み間違えてしまいそうですが、名前の読み方は”ふみあき”。私も最初間違えてしまいました(笑)
小学校4年時にラグビーと出会い、中学校で本格的にラグビーを始めた田中史朗選手。高校1年の時に全国高校ラグビーで優勝し、その後社会人になりラグビーを続け日本代表選手にも選ばれました。
田中史朗選手の身長・体重は?
身長:166cm
体重:75kg
田中史朗選手はラグビー選手としては小柄な身長と言えます。
小柄で童顔で笑顔もニコニコと可愛らしい印象ですが、身長には相当コンプレックスがあったようですね。。
写真隣に並ぶのは、俳優・山下真司さん。(身長183cm)
1984年に放送されたドラマ「スクール☆ウォーズ」で主役の熱血教師・ラグビー部の監督役として出演していました。(田中選手が生まれた年に放送されたドラマです!)
田中史朗選手は、中学1年生のときには身長が138センチしかありませんでした。
「背を伸ばしたい」という想いから、中学時代は牛乳を1.5リットルを毎日飲んでいたそうですが効果は全然なかったようです・・・。
ちなみに中1男子の平均身長は約150cm。
そして、高校入学時の身長は160cmもなかったようです。
中学・高校時代は成長期なので、周りの友達がどんどん大きく成長していく姿を羨ましく感じていたのかもしれません。
今でこそ世界最高峰のラグビーチームに在籍し、日本代表に選ばれて世間からの評価も高い田中史朗選手ですが、当時から身長や体格には相当コンプレックスがあったのでしょうね。
田中史朗選手は身長が低いのにラグビー日本代表選手になれた理由は?
鍛え上げられた筋肉
田中史朗選手は、身長166cmに対し体重が75kgもあります。
身長と比較するかなり体重があるように思えますが、これは鍛えた筋肉量です。
世界で活躍するラガーマンなので日々トレーニングを続けているのでしょう。
この鍛え上げられた筋肉には、並々ならぬ想いがあるようです。
田中史朗選手は高校2年生の時、出場した試合で敗北してしまいました。
負けた理由は、相手チームが背の低い小柄の田中史朗選手を集中的に狙い、負けてしまいました。なのでこの年は全国大会出場に進むことはできませんでした。
このとき田中史朗選手は小柄だからといっていて相手チームに舐められ、非常に悔しい思いをしたそう。
自分の不甲斐なさや責任感を感じ、誰よりも強い体へ鍛えることに専念したようです。
童顔なのにすごい鍛え上げられた体でかっこいいですね!
この笑顔の裏には努力の結晶が詰まっているのでしょうね。
また、チームの中で一番走る距離が長く体力も必要なポジションでもあります。
さらに自分よりも体格の大きい選手に当たったりタックルしたりと、ずっと走り続けられる肉体を保つにはトレーニングを重ね鍛え上げられた筋肉量が必須となります。
判断力とスピードとやパスの正確性
身長の高い体格のいい選手に比べ、田中史朗選手は判断力とスピードで勝負をしているようです。
田中史朗選手のポジション「スクラムハーフ(SH)」は15人チームの中で一番パスが多いポジションです。スピード、パスの正確性と速く的確な判断能力が求められるのです。
また、チームの中で一番走る距離が長く体力も必要なポジションでもあります。
ずっと走り続けられる体力と、チームの勝利を導くための判断力を磨く努力をしていたそうです。田中史朗選手の判断力、ボールさばきは世界クラスだそうです。
小柄ながら自分の強みを伸ばし、2013年に日本人として初のスーパーラグビー選手として選ばれたのが努力のたまものなのでしょうね。
コンプレックスに負けない意志の強さ
身長は最大のコンプレックスなのかもしれません。
しかし、田中史朗選手のすごいところは、
コンプレックスをものともしない意志の強さを持っていること。
身長が低いからと言って諦めるのではなく、小柄なりに肉体を鍛え、相手選手に負けないスピードと判断力で日本代表を掴み取りました。
田中史朗選手のスピードと判断力は日本代表にも選ばれるほど。
チームをコントロールして勝利に導く司令塔として高い評価を得ているのです。
田中史朗選手は努力と実力でラグビー日本代表を掴み取った
高校時代、先生に「お前は小さくてもスピードがある」と言われ、そこからスピードに対する意識が高まったそう。
- 身長が低いから
- 体が小さいから
というネガティブな考えではなく、背が小さいことを逆手にとって自分の信じる道を歩んできました。小柄だからこそ筋肉を増やすことはもちろん、小柄選手ならではの良いところを存分に伸ばしスピード・判断力・体力全てに努力を注いできました。
その努力が実を結び、学生時代からしっかり結果を残しています。
今では日本代表の選手に選ばれ、世間から多くの注目を浴びていますが、幼い頃からラグビーへの熱い気持ちと努力を惜しまず鍛え続けてきた結果なのでしょうね。
まとめ
今でこそ田中史朗選手の身長が低く小柄で可愛らしいキャラクターが定着してきていますが、日本代表になるまでは並々ならぬ努力があり、鍛え上げてきた結晶ということが分かりました。
2019年9月からのラグビーワールドカップ2019が非常に楽しみです。
以上、田中史朗選手の身長・体重、小柄なのになぜラグビー日本代表に選ばれたのか理由について調べてみました。